2011年6月8日水曜日

ヤビツのデータ

サイコンのデータを記録しておいた。
■走行距離:183km
一日の走行距離でこれまで最高値。
■平均速度:21.1km/h
ジテツウでは22から25km/hなので、この値は普通だ。
しかし峠の上り20kmや、都内のストップ&ゴーを考えると、まずまずの数値かも。
■最高速度:54.5km/h
この自転車に乗り始めての最高速度。
もちろんダウンヒルで記録したもの。
これまでは荒サイでスロープを降りながら加速した45キロぐらいが最高だった。
でも、後で教えてもらったIさんの施行速度は63km/h!!
これにはビックリ。
はっきり言うと、距離やスピードの記録には、強い思いはない。
日を追うごとに、ヤビツで3回も脚をついてしまったことを悔いている。
悔いてもしかたないので脚をつかず上る日を目指す。

月曜日からのジテツウでは、ケイデンス重視を徹底している。
スプロケの小さいギアから数えて、5段目、6段目以外には使わない。
もちろんチェーンケースはアウターのみ。
そこで90回転/分で回し、32~35km/hをキープする。
つまりギアやコンポなんてどうでもいい。
平地で高速回転できなければ、上りでインナーに入れて、1番軽いギア、2番目のギアを使って上ることは到底できないだろう。

回せ!レッドドルフィン号

2011年6月7日火曜日

ヤビツに行ったらわかったこと

初めてヒルクライムに挑戦して、多くの事を知った。忘れないようにメモしておく。あくまでも私自身が感じたことであり、総論や一般論には当てはまらないかもしれない。

1.長距離ライドで感じた【ビンディング調整の重要性】
都内は信号が多い。必然とビンディングを外す、着ける、という回数が多くなる。これが以外と脚の力を奪っていく。そして信号が青になった時、ビンディングが決まらないとダッシュできない。
■ビシッときまるビンディングとシューズを追求、調整するべし!

2.ヒルクライムで感じた【軽量化の重要性】
上りでのこと、10、9、8キロとサイコンのメーターが下がっ行くのを見ながら、こんなに自分と自転車を重たいと思ったことはなかった。自転車重量が軽い方が有利だということを身をもって理解した。
■ヒルクライムでは、軽い自転車、軽いホイールが絶対的有利。

3.ダウンヒルで感じた【フレーム剛性の必要性】
「クロモリ」は軟らかいとか震動吸収性がいいとか言われていた。でも軟らかいなんて思ったことがなかった。しかし、今回のヤビツの「下り」でのこと。初めて自転車の剛性に不安を感じた。時速53km/hでカーブを曲がった時、フレームがしなるのを感じた。クロモリが軟らかいと初めて感じた瞬間だった。
■ダウンヒルを追求するならば、かたいフレームが必要!(追求するかわからんが・・・)

4.ダウンヒルで感じた【荷重移動の重要性】
ヤビツの頂上からダウンヒルで降りた時、メンバーのIさんが、最後尾から一気にメンバーを抜き去っていった。その様子を後ろから見ていたとき、スキーの大回転を見ているようだった。
■ダウンヒルで早い人は、荷重移動が上手い。

5.ダウンヒルで感じた【ブレーキ強化の重要性】
下りでは、ブレーキを掛けっ放しだった。もしブレーキシューが飛んだら・・・。
■ブレーキの強化とメンテナンスはとても重要。

以上、今回学んだ一部です。

2011年6月5日日曜日

嗚呼!ヤビツ峠 【特別編】

「山登りしませんか」と、チームサイクルプラスのメンバーの声掛けで、行ってきました「ヤビツ峠」 !!

初めて、ヒルクライムに挑戦する。
不安がないといえば嘘になる。ググってみると自宅からヤビツ峠まで約80kmもある。果たして、そこまで行って、登って、帰ってこれるだろうか?ヘタレの自分と、クロモリのクロスバイク。悩んでも、突然脚に筋肉がつくわけでもないし、ある朝バイクがカーボンになっているワケもなし。だからチューニングはこれである。アミノバイタル、「あなたに元気を」、泣かせるコピーだ。

さてさて、土曜日朝6時、サイクルプラスが誇るハイパーサイクリスト7名がごろサイクルプラス前に集合。途中コンビニ休憩を挟みながら、都内を抜けて、国道246号を西へと進む。足立区や荒サイには、ほとんど坂がないが、都内であっても渋谷区などには緩やかな坂道がある。つまり足立区のサイクリストは坂の経験が少ないといえるのだろうか。とにかくヒルクライムに向けて、脚を使い果たさないよう、意識してセーブしながら神奈川県大和市まで駒を進めた。
ところが・・・ヤビツまでもう少しというところで、1人の選手の脚に異変が・・・。脚がつった、というか肉離れのような状態だ。一般道でのアップダウンも辛い状態だった。彼はメンバーの目的を優先し、自分のヤビツトライをあきらめ、ふもとのコンビニで他のメンバーを待ちながら、脚を少しでもクールダウンすることになった。
そしてついにヤビツに到着。早速トライ開始。
この時点で14時近い時間となっていた。

この日の前日に納車になったメンバーはバイクに慣れることに専念し、私も当初目標の「登りきる」を目標にスタートした。勇猛果敢なメンバー4人はタイムトライアルに挑戦。

結論を書く。
途中で3回の休憩を入れ80分かかって、山頂へ登りついた。
タイムトライアルしたメンバーは43~44分!その倍の時間がかかったわけだ。やっぱりヘタレだが、でも、目標を達成した。
 さて、スタートを切ったものの、最初の4kmぐらいがとても辛く、長い道のりに感じた。
後からスタートしたメンバーから「頑張れ」とエールを受けて、一人旅が始まった。しかし、延々と続く坂道。これが辛い!!!ホントに辛い!
特に最初の交差点(スタート地点)からバス折り返し地点まで、ペダルを思っていたように回せていなかった。東京から秦野まで移動するだけで、脚はヘロヘロ状態。そこにこの急坂である。なんとか10km/hを切らないように・・・とダンシングで抵抗するが、よけい脚の筋肉を疲労させて、自転車は止まった。最初の休憩。座りこむと山の爽やかな風が吹いてきて、何とも心地いい。「もうここでいいや」と心の中でつぶやいた。
しかし、抜いていった仲間が山頂でまっているはず!ここで止めては、「ローディへの道」がついえるかと思った。再びペダルに力を込めるが、状況は好転しない。登っても登っても、カーブを回っても回っても、これでもかと坂が続くのである。
サイコンを見ていてもつまらない(8キロを指す)ので、これまでの人生で辛かったことを思い出すことにした。比較して、「あれに比べれば、まだいい。頑張ろう」と自身を励ますためだ。冬の琵琶湖で助けを待った時のこと、雨の日に首都高の渋滞標示板の修理をしたこと、うーん、これ以上ない!頭の中でググってみても、あまり辛いことがなかったのかと驚いた。だったら、頑張ろうと思いなおした。 そして前述のとおり、ゴールしたメンバーから約40分遅れて山頂についた。
やれやれ・・・。
そうか、こんな高いところまで登って来たんだから辛いわけだ。
フォト

ふもとで私たちを待ってくれていたメンバーと合流し、帰路は確実に帰りつけるよう、少しペースを落としながら進む。そして無事にサイクルプラスまでついた。サイコンの時計は12時なっていた。
夜中まで私たちチームメンバーを待っていてくれたサイクルプラス店長に感謝します。

おまけ
ヒルクライムの翌日、自転車とシューズを磨いた。ヘタレの筆者を神奈川の秦野まで運び、山登りに付き合ってもらった。下りのカーブでも遠心力に耐えて、踏ん張ってくれた。
 ありがとう、レッドドルフィン号!